第I話『光のお父さんがやってきた。』


夏の昼下がりフローリングの床をぐるぐるまわる遊びをしていた少年時代の光生は父・博太郎(大杉漣)に連れられファイナルファンタジーⅢを買ってもらう。それは数少ない父に遊んでもらう貴重な思い出になった。
時は移り、成人し事務機の営業マンとして働く光生(千葉雄大)の下に母(石野真子)から電話が入る。

仕事一筋であった父が突然会社を辞めたという知らせである。母はちょっと早い定年と受け止め気にする様子もない。同僚の袴田(袴田吉彦)との何気ない会話で、光生は自分が父のことを何も知らないことを再確認する。オンラインゲーム・ファイナルファンタジーXIVのプレイヤーである光生は、父をゲームの世界に誘い、自らの正体を隠し、父と共にプレイすることを思いつく。



第II話『光のお父さんが姿を消した。』


新人女子社員の離職率が高い原因の調査を依頼される光生(千葉雄大)。
最も辞めそうな社員として先輩・袴田(袴田吉彦)が挙げた新人正田陽子(馬場ふみか)に接近する光生。陽子は光生に非協力的な態度をとり続け調査が難航する。

一方、無事ゲームを始め、一見順調そうな博太郎(大杉漣)であったが、ゲーム内のコミュニケーションが上手くとれない。そんな時、博太郎は些細な理由から、ゲームから離脱してしまう。
あまりにも些細な理由が初心者の躓きになることに思い至った光生は、陽子に同じ質問を投げかけてみるのだった。
無事ゲームに復帰した父の危機を救う光生に、上手くコミュニケーションが取れない父は光生に精一杯の感情表現をする。



第III話『光のお父さんにゲームオーバーはなかった。』


先輩社員の替わりに難しい顧客を担当することになった光生(千葉雄大)は上手く対応できず、社会人として成功している父・博太郎(大杉漣)を見直す。また、順調にゲームを進める博太郎は、これまで光生にみせたことのないお茶目な一面を披露する。

クレームを挽回すべく臨んだ接待でも会話は弾まず、溝を広げてしまった結果、担当変更を要請されてしまう。先輩・袴田(袴田吉彦)が続行をアドバイスするもののあっさり担当変更を受け入れる光生。 そんな時、ゲーム内で博太郎にボス戦に誘われる光生。何度倒されても決して諦めない博太郎の姿に何かを感じ取る。光生は再び、担当復帰を願い出るのであった。



第IV話『光のお父さんは1日1時間の戦士になった。』


すっかりゲームにハマってしまった父・博太郎(大杉漣)。母・貴美子(石野真子)の楽しみにするドラマの時間もお構いなしにゲームをする始末。ついに母の怒りが爆発し、一日一時間のプレイを約束させられる。 時を同じくして、光生(千葉雄大)の職場でも仲良しOL西川・近藤の大喧嘩が勃発し、職場の空気が緊張に包まれる。同僚の正田陽子(馬場ふみか)は静観すればよいというが・・・ 家庭でも職場でも険悪なムードの解決に巻き込まれる光生。

父と母の関係を改善すべく二人で食事に出かけたのはいいが、話は弾まず、父はゲームのことしか考えていない。なんとかゲームの中で、父と会話を持つことができたが、父は「夫婦なので心配ない」という。



第V話『光のお父さんは意外な言葉を口にした。』


光生(千葉雄大)の父・博太郎(大杉漣)は旧友の大野(長谷川初範)に呼ばれ、仕事への復帰を依頼される。やんわりと断る博太郎に大野は会社の問題点を纏めたレポートを手渡す。
その日の帰り光生は、ばったり父と大野に遭遇し、大野が取引先であることを知る。

ゲーム内で父との距離を縮める光生は、父が会社を辞めた理由を聞き出そうと試みるが見事にはぐらかされる。
レポートの分析結果を読んだ大野は、博太郎獲得の思いを強くする。固辞する博太郎は、ついに大野に真実を告白する。
ボス戦をクリアし、ゲーム内でふたりきりになる光生と博太郎。先日のはぐらかされた質問を投げかけたところ、父は意外な話を始める。



第VI話『光のお父さんはすべてを打ち明けた。』


父・博太郎(大杉漣)が病気ではないかと疑い始める光生(千葉雄大)
光生の心配をよそに父・博太郎(大杉漣)はゲーム内で知り合った友人たちとのプレイを楽しんでいた。
そんなタイミングで独り残業を頼まれる光生。外出先で大野(長谷川初範)から、父の病気のことを聞き、疑念が確信に変わる。

父に直接、真意を確かめたい光生であったが、残業で帰れず、父も電話に出ない。意を決した光生は自前のノートパソコンでゲームにログインする。
蘇る数々の思い出の中、ボスを倒し、再びゲーム内でふたりきりになる光生と博太郎。
苦悩する光生に父が訥々と語り始めた真意とは。光生は知らず知らずの間に自分の行動が父に生きる喜びを与えていたことを知る。



第VII話

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